| 唾液の分泌が低下し、お口が乾いた状態が続く口腔乾燥症です。
唾液の働きには 1)口の中を潤し、汚れを洗い流して歯や粘膜を守る2)
食べ物の消化を助ける3)
食べ物の味を舌に伝える4)細菌の繁殖を抑制するなどがあり、ドライマウスになるとこれらの働きが障害されてしまい、様々な不快症状が生じます。虫歯、歯周病になりやすいほか、口臭もおこしやすく、なにより食事がしにくくなります。
現在、日本に800万人のドライアイ(乾燥性角結膜炎)の患者さんがおり、その多くがドライマウスの症状を持つと言われています。このように、さまざまな病気の一つの症状としてドライマウスが現れていることもあります。
ドライマウスの症状
1)口腔内が乾燥している。
2)口の粘膜に違和感、痛みがある。
3)口が臭う。
4)味覚がおかしい。
5)咀嚼や飲み込みがうまくできない。
6)話しづらい。
7)義歯が安定しない。
ドライマウスの原因は、次のようなものが挙げられます。
1)糖尿病や腎疾患、シェーグレン症候群など全身的疾患によるもの
2)いろいろな薬や治療の副作用によるもの
3)口呼吸や喫煙
4)唾液腺の病気(腫瘍、炎症、老化など)
5)中枢や抹消の神経障害
6)精神的ストレス
ドライマウスの治療法
治療法には原因の除去・改善を目的とする原因療法と症状の改善・軽快のみを目的とする対症療法があります。
《原因療法》
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原因となる全身疾患がある場合には専門医にてその疾患に対する治療が必要となります。
・
原因となりうる薬剤を使用している場合は、主治医に他の薬剤に変更できるか相談して、その指示にしたがってください。自分の判断で勝手に服用をやめてはいけません。
・
自律神経のバランスを整えるためストレスを減らし、規則正しい生活をする。
《対症療法》
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こまめに水分補給し、口の中をうるおすようにする。
A
ガムをかんだり、梅干し・レモンを口にするなどして唾液の分泌をうながす。
B
人口唾液のスプレー(サリベート;帝人ファーマ株式会社)を口腔内に噴霧する。
C
保湿・湿潤ジェル(オーラルバランス;バイオティーン)を口腔内に塗る。
■ドライマウスに関しては、歯科、歯科口腔外科、耳鼻咽喉科がその診療科になりますが、上記のように全身疾患が原因になっている場合がありますので、まずはかかりつけのお医者さんに相談することがだいじです。
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