MASA. SUGAI

master of dental technologist

   

高木歯科医院


TAKAGI DENTAL NET

Links
ICOI
Smile Club
タイトル 3
タイトル 4
タイトル 5

セクション 4
タイトル 1
タイトル 2
タイトル 3
タイトル 4
タイトル 5
タイトル 6

 

 

 

歯科技工士というのは、とても地味な仕事です。患者さんの歯型の上で、その人が失った歯を人工的に作るのが主な仕事です。一日の大半を技工室という狭い部屋にこもって、石膏やワックス、さまざまな樹脂やセラミック、金属をいじっています。歯科技工をデンタルアートと呼ぶこともあります。作業自体は、鋳物や彫刻とほぼ同じではありますが、工芸家や彫刻家と違ってそこに自分の独自性とか芸術性などを表現することはできません。忠実に患者さんのお口に合うものを作製することが歯科技工士の宿命であり、患者さんが物を噛んだときに違和感、言葉を変えれば技工物の存在感を感じるようであってはならないのです。

菅井氏は長年の経験を持つ、日本でも屈指の有能な歯科技工士です。デンタルアーティストとして、それぞれの患者さんに合わせて忠実に失われた歯の形態と機能を再現していきます。長年セラミスト(天然の歯に似せたセラミックの歯を作る技工士)として国内外で活躍するトップセラミスト達の下で修行をし、25年来高木歯科医院においてその技術を遺憾なく発揮してきました。菅井氏がセラミックの歯を作るときには、必ずその患者さんに対面します。硬く冷たい石膏模型からだけでは読み取れない、その患者さんの表情や治療に対する思いを、菅井氏自らが確認したいという気持ちの現れです。ですから、患者さんの歯に対する思いが強ければ、それなりにその歯を作る菅井氏の製作にかける思いも強くなります。ですから狭い窮屈な技工室で、石膏模型に向かって細かい作業を続けている菅井氏ではありますが、いつもそこには輝きがあります。一般に歯科技工士は英語でDental Technicianと言いますが、彼の製作物はもちろん、歯科技工士としての取り組む姿勢を見た元米国審美歯科学会会長のDr.SheetsはDental Technologistと評しました。

菅井氏は多趣味であります。しかもどれもとてもセンスが良く、そしてレベルが高い。本人はあまり語らないのですが、かなりのワイン通です。一般にワイン通は“通ぶった”講釈をたれる人が多いものですが、彼は知識も豊富なのにもかかわらず、能書きでワインを飲むことはしません。一緒に食事に行ったときには彼に選んでもらうと良いでしょう。安くても決して外れることはありません。自転車も彼の大事な気分転換のひとつ。天気の良い日はふらっと愛車「Cannondale」でサイクリングに出かけます。米国製のハンドメイドのフレームにイタリア製カンパニョーロのコンポーネント。数十万円もする彼の愛車は、年々チューンナップされています。2006年9月のホノルルセンチュリーライドに参加し、100マイル(160km)を完走しました。魚釣りは自らを「副業は漁師」というくらい熱中している趣味のひとつ。若い時分は早朝に渓流で釣りをしてから出勤するというタフなフィッシャーマンです。今でも週末は庄内沖や松島の辺りで釣り糸を垂らしています。他にアマチュア無線や読書、サッカー観戦、そしてアジアの放浪などが菅井氏の趣味です。院長が学会出張などで長期休診になったときなど、ひとりリュックを担いでアジアを旅することもあります。これまでに旅した国は韓国、台湾、中国、ベトナム、カンボジア、マレーシア、シンガポール、ミャンマー、ネパール等。インドではサイババにも面会し、タイは第二の故郷とも言っています。冗談で自分はイスラム教徒で、名前はムハンマド・マサ・スガイと称し、中東やエジプト、トルコ等にも遠征する、ディープな旅人です。とても二児の父親とは思えないヤングで活動的な菅井氏ですが、ご両親と奥様、二人の娘たちをとても大事にしているナイスガイなのであります。

菅井氏は25年以上、インプラントの補綴にも携わってきました。院長と共に米国、ドイツ、スイスなどで研鑽し、2006年、国際インプラント学会(ICOI)のインプラント補綴部門(IPS)の最高の称号であるマスターシップの資格審査に合格しました。この称号はインプラント治療に係わる歯科技工士や外科治療を行わない歯科医師にとって憧れの名誉ある称号です。菅井氏は、日本国内では初の受賞者です。2007年には日本口腔インプラント学会認定専門歯科技工士の資格を取得しています。

歯科治療は、歯科医師だけの努力では成功しません。患者さんの協力の上に、歯科医、歯科衛生士や診療スタッフ、そしてなによりも義歯を作る歯科技工士の技術と努力によって質の高い歯科治療が成立します。インプラントのように、高度で先進的なものはなおさらです。

菅井氏の地味で真摯な仕事は今日も続いています。どうかみなさん、そんな彼を、応援してください。

文責:高木幸人(高木歯科医院院長)2008年 4月

 

 

 

 

 

菅井正則(スガイマサノリ)

1958年山形市生まれ

山形歯科専門学校技工士科卒業(1期生)、同校専攻科修了

クワタカレッジ・シニアコースおよびアドバンスドコース修了 早稲田技工トレーニングコース修了

米国カリフォルニア州「スイスクオリティデンタルセラミック&デンタルインプラントスタジオ」に留学、Mr. Renzo C. Caselliniに師事

Newport Coast Institute (Dr.Shrlyn Sheets主宰)にて研修

2006年国際インプラント学会(ICOI)インプラント補綴部会(IPS)よりMasterShipの称号を受ける。(日本人では初めての受賞)

2007年日本口腔インプラント学会よりインプラント専門歯科技工士の認定を受ける


ICOIの諮問委員の先生方と



ワインには少々こだわりがあります


自転車が趣味です。ホノルルセンチュリーライドで160km完走しました。

でもなんと言っても魚釣りが一番好きです

アラスカでキングサーモンを釣りました

そして、製作技工物です